プロジェクト部blog@愛知県自閉症協会・つぼみの会

〜愛知県自閉症協会・つぼみの会プロジェクト部のブログ〜

プロジェクト部の紹介

今年をふりかえり、2016年を展望する

カイパパ@つぼみプロジェクト部部長です。

みなさん、年末をいかがお過ごしですか? わたしは、ネットから極力離れて、家族と、実家や旧友たちとゆっくり過ごしています。

せっかくの機会なので、ブロジェクト部の今年のふりかえりと来年の展望について記しておきたいと思います。

2015年は、プロジェクト部にとって2年目の結束と決意を固める年でした。そして、メンバーの知識や認識をそろえていく共同学習の一年でもありました。

学習成果について、3つ挙げたいと思います。

(1)成年後見制度の実像を学べたこと。
 成年後見をつければ解決では、全然ない。成年後見は、制度的に、極端に本人の権利を奪ってしまう(特に後見類型)。そして、そこには意思決定支援を保障するしくみがないことが問題。

(2)「虐待防止は、これが虐待だ、と気づく感度を上げること」
 虐待はゼロにはならないと冷徹に認識しなければならない。それが対人援助の宿命。だからこそ、ゼロを目指して努力を永久に続ける。どこかで「終了」と終わるものではない。
*虐待の認知件数が増えていくことは、実は、人の尊厳を損なう行為は「これも虐待」と判定の基準が上がっている可能性がある、また、透明性が上がっている証拠でもある。

(3)「最大の権利擁護は教育」が腹に落ちたこと
 みあい見学で感じたこと。
 名古屋市立中学校での「体罰(傷害)事件」で見えた学校教育の闇。虐待が隠蔽され放置される構造。変えなきゃならないし、変えられる。

この3点は、2016年からのプロジェクト部の重点プロジェクトとしていきます。

2016年、1月からのプロジェクト部の予定ですが、

1月16日(土)医療セミナー@豊橋「医療と上手につきあう方法2016」
2月20日(土)企画会議@名古屋
3月12日(土)東海特別支援教育カンファレンスにて発表@名古屋

の3つが決まっています。

2月の企画会議は2016年度を展望する重要な機会になります。プロジェクト部の活動に関心があるかた、関わってみたいと思っているかたは、ぜひご参加ください。

プロジェクト部結成から2年間、共同学習のため、セミナー中心の活動をしてきました。
2016年度は、もちろん勉強も続けますが、「実行」するプロジェクトも始めていきます。

たとえば。2016年4月からは、障害者差別解消法が施行されます。
今まではうやむやにされていた障害に対する差別が明らかにされ、合理的配慮によって、実質的な平等(それは、全ての人に保障されるその人らしいLIFE=命、生活、人生が保障されることだとわたしは定義します。)が実現されていくはじまりだとわたしは考えています。
変化は最初は見えにくいですが、確実に日本を変えていくでしょう。今求められているのは、実践を支える哲学、倫理のようなものであり、それが人々の信念にまでなっていくか? そういったことを議論し考え働きかけていくことも、やっていきたいプロジェクトです。

2016年度「自分は何をプロジェクト部でやりたいか」それをぜひ持ち寄って話し合いましょう!
ひとりひとりが持ち寄ったエネルギーが創るプロジェクト部です。2月の企画会議、どうぞご予定ください。

・日時:2016年2月20日(土) 13:30~16:30
・会場:ウィンクあいち 1601会議室(名古屋市名駅4−4−38)
・参加費:500円
・申込み:こくちーずでお申し込みください。
http://kokucheese.com/event/index/355509/

父親部の発展的解散と「プロジェクト部」新設のお知らせ

プロジェクト部のブログをオープンしました。タイムリーな情報はFacebookページで発信し、記録として残していきたいものはブログで記事にする、そんな使い分けをしていきたいと考えています。

最初の記事は、2014年4月に愛知県自閉症協会の会報に掲載した「プロジェクト部新設のお知らせ」です。あの時には、メンバーが集まるだろうかと不安だったことを思い出します。(カイパパ)
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プロジェクト部写真
2003年に愛知県自閉症協会のなかに父親部が設立されてから、丸11年が過ぎました。自閉症を取り巻く環境、親の会を取り巻く環境も、当時とは大きく変化をしています。

当初、父親部は、「母親たちに比べて、出会う機会が少ない父親たちが集まれる機会と場を提供する」ことを目的に設立されました。活動の中から、父親の視点での「働く」をテーマにした講演会の企画や就学相談会などを実施してきました。

しかしながら、11年間活動してきて、父親部メンバーの固定化、「父親」と限定したことによる限界を感じずにはいられません。一方で、親の会に期待される役割は、より多様かつ高度なものになり、活動の必要性は高まっています。

そこで、父親部を発展的に解散し、「プロジェクト部」という新しい組織を、愛知県自閉症協会・つぼみの会の中に立ち上げることといたしました。詳細につきましては、総会においてご説明する予定です。

プロジェクト部は、
「父親も母親も、本人も、きょうだいも、そして支援者たちもメンバーとなって、
自閉症・発達障害の人たちとともに、しあわせな暮らしを実現するために、
様々な取組み(プロジェクト)を行っていく」組織です。

 プロジェクト部では、たとえば、

・本人の権利を守る(権利擁護)の仕組みや現実の救済
・本人が地域で暮らし続けるための制度やサポートの整備
・学校教育が、本人の発達を助け、成長を導くものとなること
・仕事に就き、働き続けること
・親の経験の共有や親と支援者との交流 

 などなどを実現するための様々な取り組み(プロジェクト)をしていきたいと考えています。

志は壮大なのですが──どれもまだ構想段階です。いきなり大きなことはできません。やりたいと思った人が手をあげて仲間を募り、プロジェクトをひとつずつ、一歩一歩、力を合わせて取り組んでいきたいと思っています。

まずは、プロジェクト部をオープンな組織として立ち上げ、「親の会だからできる活動」の担い手になりたいメンバーを募ります。

愛知県自閉症協会の会員(賛助会員含む)であれば、親も、本人も、きょうだいも、そして支援者たちも、どなたでもプロジェクト部のメンバーになれます。

情報発信を「プロジェクト部@愛知県自閉症協会・つぼみの会」Facebookページで行っていきます。ぜひチェックしてみてくださいね。

https://www.facebook.com/tubomiproject
プロフィール
ギャラリー
  • 【1月29日開催】医療と上手に付き合う方法〜自閉症に対して医療は何ができるの?2017 in 岡崎
  • 【12月10日豊橋開催】明石洋子さん・徹之さん講演会
  • 8月27日開催【教育セミナー】みんなで考えよう 先生と保護者の上手な合理的配慮のはじめ方
  • 【報告】7月2日 医療セミナー「医療と上手に付き合う方法」
  • 【報告】7月2日 医療セミナー「医療と上手に付き合う方法」
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  • 【7月23日開催】スーパー又村塾@つぼみの会 どう使う?障害者差別解消法
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  • 【7月2日開催】医療と上手に付き合う方法2016 in名古屋