2014年9月13日(土)に、刈谷市でプロジェクト部企画会議を開催しました。(告知記事はこちら
IMG_1357

今回が3回目となり、プロジェクト部のキックオフから半年が経ちました。参加者14名のうち2名の方が今回初参加。1回目から間1回空いて来てくれた方もいます。毎回、人の輪・和がひろがっていくのは、とてもウレシイことですね。
プロジェクト部は、メンバーがそれぞれ「やりたい」と思うプロジェクトを提案し、みんなで実現していく活動をしています。企画会議は、プロジェクトの提案や感じている課題を当事者、親、専門家の壁をなくして話し合う場です。
今回は話し合ったことを報告しますね。今回、新規の企画提案が3件と盛りだくさん!

1)おやおや交流会
11月2日のおやおや交流会にむけ、準備の進捗状況報告ののち、当日話すテーマや交流会の進め方について、話し合いました。参加者のプライバシーに配慮しつつ、父親と母親が互いに対し何を期待しているのかを話しあう場を、つくっていきたいと思います。

2)障害をもつ本人を中心にした「成年後見制度」勉強会
新たな企画の提案です。後見の現場のお話を聞かせていただき、具体的事例をディベートの手法を使って議論し、参加者で振り返り共有するという内容で、来年1月の実施にむけて進めていきます。

3)「若いパパ・ママ向け語り場」の提案を入り口に話し合いました
(1)必要な情報へのアクセスのしづらさ、(2)子の年齢層を超えた親どうしのコミュニケーションのしづらさ、(3)「何が分からないのかが分からない」若い親たちへの情報提供方策、という3つの課題が見えてきました。今後勉強会を立ち上げて取り組んでいくことになりました。

4)医療と上手に付き合う方法
セミナー実施に向け、意見交換をしました。薬の話に加え、療育的な取り組みの重要性、主治医の必要性と役割、「我々が医療に求めていることと医療ができることは何か」が知りたいなど、さまざまな意見が出ました。
11月16日のセミナー開催に向け、今後企画を詰めていきます。

最後に、権利擁護班・教育班・交流班にわかれて話し合いました。どれも聞きたい内容ばかりで、体が3つあるといいなぁと、ほんとうに思います(笑)。もう少し話したいなと思ったところで3時間が過ぎ、気が付けば終了時刻でした。

今回、「プロジェクト部って,どんなことをするの?」という問いかけをいただきました.
プロジェクト部は、何もないところから、考え、創り、行動していきます。ですから、名前だけを聞いた方にはわかりづらい部分があるのかもしれません。自閉症や発達障害の人が「しあわせ」になれる何かをしたい、その思いが少しでもあれば、ぜひプロジェクト部の輪に飛び込んでみてください。
親だけでなく、本人・支援者の仲間がいて、支えてくれます。今回は、とくにそれを感じることがありました。
回を重ねるごとに大切な仲間がいることを実感しています。

興味を持っていただけたなら、まずはプロジェクト部のfacebookページまでアクセスを。
現在温めている企画も、順次繰り出していきます。プロジェクト部のこれからに、ご期待ください。
(プロジェクト部 奥村)